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OK老師

◤日本人。日本語と中国語のネイティブスピーカー。 ◤塾経営者 / 講師 / 翻訳家 / 参考書作家 / Podcaster ◤≪世界最強日文文法≫と≪圖解真正用得到的日文≫のベストセラー本を出版。

EP175【日本迷信與習俗 編】

こんにちは、OK日文へようこそ!

今日(きょう)は「日本(にほん)代表(だいひょう)(てき)迷信(めいしん)とジンクス」についてお(はな)ししたいと(おも)います。

日本(にほん)には(むかし)から(かた)()がれている迷信(めいしん)やジンクスがたくさんあります。

幸運(こううん)()ぶジンクスもあれば、ちょっとゾッとするようなタブーもあります。

どちらにせよ、どれも日本(にほん)独特(どくとく)文化(ぶんか)価値観(かちかん)反映(はんえい)していて、とても興味(きょうみ)(ぶか)く、ぜひ一度(いちど)じっくりと()れてみたいテーマです。

まずは、よく()られている迷信(めいしん)から紹介(しょうかい)しましょう。

1・(よる)(つめ)()ると(おや)()()()えない

日本(にほん)では「夜爪(よづめ)(よづめ)」といって、(よる)(つめ)()ることは不吉(ふきつ)とされています。(むかし)(くら)(なか)(つめ)()ると怪我(けが)をする可能(かのう)(せい)(たか)かったため、それを()けるための(おし)えだったとも()われています。また、「()()める(=寿命(じゅみょう)(ちぢ)める)」という言葉(ことば)(あそ)びから、この迷信(めいしん)(ひろ)まったとも(かんが)えられています。

2・北枕(きたまくら)()ると不吉(ふきつ)

日本(にほん)では、(あたま)(きた)()けて()ることは縁起(えんぎ)(わる)いとされています。これは、仏教(ぶっきょう)影響(えいきょう)によるもので、お葬式(そうしき)(さい)()くなった(ひと)北枕(きたまくら)()かせる習慣(しゅうかん)があるからです。そのため、()きている人が北枕(きたまくら)()ると「()連想(れんそう)させる」と(かんが)えられ、()けられています。

3・(はし)()ててご(はん)()べてはいけない

(はん)(はし)垂直(すいちょく)()てるのは、お葬式(そうしき)(とき)(そな)える「(まくら)(めし)」と(おな)じなので、不吉(ふきつ)とされています。また、(はし)(ひと)(わた)すときに「(はし)(わた)し」をすると、これは火葬場(かそうば)遺骨(いこつ)(ひろ)儀式(ぎしき)連想(れんそう)させるため、タブーとされています。

(つぎ)に、ちょっとユニークなジンクスを紹介(しょうかい)します。

4・くしゃみをすると(だれ)かが(うわさ)をしている

くしゃみをすると、「(だれ)かがあなたの(うわさ)をしている」と()われています。(とく)一回(いっかい)()のくしゃみは「()められている」、()回目(かいめ)は「悪口(わるぐち)()われている」、(さん)回目(かいめ)は「(こい)(はなし)」、(よん)回目(かいめ)は「風邪(かぜ)」といったような()(つた)えがあります。

5・カラスが()くと不吉(ふきつ)

日本(にほん)ではカラスは不吉(ふきつ)象徴(しょうちょう)とされることが(おお)く、「カラスが()くと不吉(ふきつ)なことが()こる」と(しん)じられています。(とく)夕方(ゆうがた)にカラスが()くと、「(だれ)かが()くなる前兆(ぜんちょう)」とされることもあります。ただ、カラスは非常(ひじょう)(かしこ)(とり)なので、人間(にんげん)社会(しゃかい)適応(てきおう)しているだけかもしれません。

6・「4」と「9」は縁起(えんぎ)(わる)

日本(にほん)では「4(し)」が「()」と発音(はつおん)()ているため、不吉(ふきつ)数字(すうじ)とされています。また「9(く)」は「(くる)しみ」を連想(れんそう)させるため、()けられることが(おお)いです。そのため、病院(びょういん)やホテルの部屋(へや)番号(ばんごう)に「4」や「9」がないこともあります。

7・(あさ)蜘蛛(くも)()ると縁起(えんぎ)がいい

(ぎゃく)縁起(えんぎ)がわるいとされる迷信(めいしん)もあります。(たと)えば「(あさ)蜘蛛(くも)()たら(きち)(よる)蜘蛛(くも)()たら不吉(ふきつ)」と()われています。(あさ)蜘蛛(くも)は「(ふく)(はこ)んでくる」と(かんが)えられ、(ぎゃく)(よる)蜘蛛(くも)は「泥棒(どろぼう)()前兆(ぜんちょう)」とされています。

8・財布(さいふ)(ゆか)()くとお(かね)()げる

財布(さいふ)(ゆか)()くと、お(かね)()げていくとされています。これは風水(ふうすい)(てき)(かんが)(かた)でもあり、お(かね)大切(たいせつ)(あつか)わないと浪費(ろうひ)してしまうという教訓(きょうくん)でもあります。

9・(かみなり)()ったらおへそを(かく)

日本(にほん)では、(かみなり)()ると「(かみなり)(さま)におへそを()られる」と()われています。これは、(むかし)()どもたちが(かみなり)(おそ)ろしさを理解(りかい)できるように(つく)られた迷信(めいしん)で、実際(じっさい)には(かみなり)()ちるのを(ふせ)ぐために(からだ)(ひや)やさないようにするための(おし)えとも()われています。

10・(いち)富士(ふじ)()(たか)(さん)茄子(なすび)

正月(しょうがつ)初夢(はつゆめ)で「富士山(ふじさん)()(たか)()茄子(なすび)」の(みっ)つが()てくると縁起(えんぎ)()いとされています。これは徳川(とくがわ)家康(いえやす)由来(ゆらい)すると()われており、すべて徳川(とくがわ)家康(いえやす)拠点(きょてん)とした静岡県(しずおかけん)関係(かんけい)があるものです。

富士山(ふじさん)静岡(しずおか)から()える名山(めいざん)で、日本一(にほんいち)(たか)さを(ほこ)ります。

(たか)静岡(しずおか)鷹狩(たかが)りの名所(めいしょ)で、(とく)徳川(とくがわ)家康(いえやす)(この)んだとされていました。

茄子(なすび)静岡(しずおか)初物(はつもの)茄子(なすび)()れる土地(とち)で、縁起(えんぎ)がいいとされました。

いずれも日本(にほん)では縁起(えんぎ)のいいものとして(かんが)えられています。

このように、日本(にほん)にはたくさんの迷信(めいしん)やジンクスが存在(そんざい)します。

それぞれの背景(はいけい)には、(むかし)(ひと)(びと)知恵(ちえ)や、(わざわ)いを()けるための(かんが)えが()められています。

みなさんの(くに)にも、こうした迷信(めいしん)やジンクスがあるかもしれません。

今回(こんかい)は「日本(にほん)代表(だいひょう)(てき)迷信(めいしん)とジンクス」についてお(はな)ししました。

みなさんはどの迷信(めいしん)()っていましたか? ぜひ感想(かんそう)(おし)えてください!

それではまた次回(じかい)、お()いしましょう。

リピートタイム:

1・迷信(めいしん):迷信

2・ジンクス:習俗、傳說、迷信

3・(かた)()ぐ:流傳

4・ゾッとする:毛毛的、可怕的

5・前兆(ぜんちょう):前兆

EP174【福井県観光 編】

みなさんこんにちは!「OK日文」へようこそ。

今日(きょう)福井県(ふくいけん)紹介(しょうかい)したいと(おも)います。


福井(ふくい)(けん)は、日本(にほん)中部(ちゅうぶ)地方(ちほう)にあり、県庁(けんちょう)所在地(しょざいち)福井(ふくい)()です。

福井(ふくい)は、日本(にほん)(かい)(めん)しており、石川(いしかわ)(けん)岐阜(ぎふ)(けん)滋賀(しが)(けん)京都府(きょうとふ)(かこ)まれている(けん)です。

また、福井(ふくい)は2024(ねん)から北陸(ほくりく)新幹線(しんかんせん)(とお)るようになったので、東京(とうきょう)からのアクセスがすごく便利(べんり)になり、いつでも()ける(けん)として人気(にんき)です。

では福井(ふくい)紹介(しょうかい)していきます。

1・福井(ふくい)県立(けんりつ)恐竜(きょうりゅう)博物館(はくぶつかん)

福井(ふくい)県立(けんりつ)恐竜(きょうりゅう)博物館(はくぶつかん)日本(にほん)最大級(さいだいきゅう)恐竜(きょうりゅう)博物館(はくぶつかん)で、世界(せかい)三大(さんだい)恐竜(きょうりゅう)博物館(はくぶつかん)(ひと)つにも(かぞ)えられるほど規模(きぼ)(おお)きいです。

(なか)には44(たい)恐竜(きょうりゅう)全身(ぜんしん)骨格(こっかく)標本(ひょうほん)(うご)恐竜(きょうりゅう)ロボットと日本(にほん)最大級(さいだいきゅう)恐竜(きょうりゅう)ジオラマがあります。

(とく)に、日本(にほん)福井(ふくい)発見(はっけん)された「フクイラプトル」や「フクイサウルス」、「フクイティタン」、「コシサウルス」などの恐竜(きょうりゅう)は、この博物館(はくぶつかん)でしか()られない貴重(きちょう)化石(かせき)がたくさんあります。

(ほか)には恐竜(きょうりゅう)カレーや恐竜(きょうりゅう)ナゲットが()べられるレストランもあり、恐竜(きょうりゅう)ファンや家族(かぞく)()れに(だい)人気(にんき)日本(にほん)屈指(くっし)恐竜(きょうりゅう)スポットです。

住所(じゅうしょ)福井(ふくい)(けん)勝山(かつやま)()村岡(むろこ)(ちょう)寺尾(てらお)51-11

2・丸岡(まるおか)(じょう)

丸岡(まるおか)(じょう)は「(かすみ)()(じょう)」とも()ばれ、福井(ふくい)(けん)坂井(さかい)()にあるお(しろ)で、日本(にほん)現存(げんぞん)する12天守(てんしゅ)(ひと)つで、最古(さいこ)天守(てんしゅ)()つことで有名(ゆうめい)です。

このお(しろ)は1576(ねん)築城(ちくじょう)され、周辺(しゅうへん)には(やく)400(ぼん)(さくら)()えられており、「日本(にほん)さくら名所(めいしょ)100(せん)」にも(えら)ばれるほどの絶景(ぜっけい)だと()われています。

また、お(しろ)には(きゅう)階段(かいだん)(かな)しい人柱(ひとばしら)伝説(でんせつ)など、歴史(れきし)(てき)魅力(みりょく)がたくさんあります。

人柱(ひとばしら)」というのは、(むかし)日本(にほん)では、(はし)(しろ)()てる(さい)建物(たてもの)(くず)れないように、人間(にんげん)生贄(いけにえ)として()める「人柱(ひとばしら)」の風習(ふうしゅう)があり、これにより(かみ)加護(かご)()建物(たてもの)丈夫(じょうぶ)にする(こう)えがあったのです。

住所(じゅうしょ)福井(ふくい)(けん)坂井(さかい)()丸岡(まるおか)(まち)霞町(かすみちょう)1-59

3・永平寺(えいへいじ)

永平寺(えいへいじ)曹洞宗(そうとうしゅう)(だい)本山(ほんざん)で、1244(ねん)道元(どうげん)によって中国(ちゅうごく)から(ぜん)(ぜん)えを()(かえ)って(ひら)かれたお(てら)です。世界(せかい)(てき)にも有名(ゆうめい)なため、海外(かいがい)からの観光客(かんこうきゃく)にも注目(ちゅうもく)されています。

ここでは写経(しゃきょう)座禅(ざぜん)体験(たいけん)(さかな)(にく)使(つか)わない精進(しょうじん)料理(りょうり)(あじ)わえることで有名(ゆうめい)です。

また、「傘松(さんしょう)(かく)」には230(まい)日本画(にほんが)()どころです。

住所(じゅうしょ)福井(ふくい)(けん)吉田(よしだ)(ぐん)永平寺(えいへいじ)(ちょう)()()5-15

4・越前(えちぜん)がに

日本一(にほんいち)()われる越前(えちぜん)がには、福井(ふくい)(けん)()れる最高級(さいこうきゅう)のズワイガニのことを()します。(とく)(おす)は「越前(えちぜん)がに」と()ばれ、(めす)は「せいこがに」と()べれています。

越前(えちぜん)がに」は毎年(まいとし)の11(がつ)から3(がつ)までが(しゅん)で、「せいこがに」は11(がつ)から12(がつ)末までしか()べられません。

そして、福井(ふくい)(けん)水揚(みずあ)げされたズワイガニは、黄色(きいろ)いブランドタグが()けられており、(あま)くて濃厚(のうこう)(あじ)わいで、とても美味(びみ)とされています。

おすすめは「越前(えちぜん)がに (しゅん)のお料理(りょうり) らでん」で、JR福井(ふくい)(えき)から徒歩(とほ)で行けるレストランです。

住所(じゅうしょ)福井(ふくい)()中央(ちゅうおう)1-2-1 ハピリン1F

電話(でんわ):0776-50-2901

WEB:https://fukui-raden.jp/

5・気比(けひ)松原(まつばら)

福井(ふくい)(けん)敦賀(つるが)()にある日本(にほん)三大(さんだい)松原(まつばら)(ひと)つに(かぞ)えられる「気比(けひ)松原(まつばら)」は、(うつく)しい白砂青松(はくしゃせいしょう)景色(けしき)があり、周辺(しゅうへん)には日本(にほん)(かい)(ひろ)がり、夕日(ゆうひ)(とく)綺麗(きれい)です。

また、ここは万葉集(まんようしゅう)にも()てきたほどの歴史(れきし)のある名勝(めいしょう)で、詩人(しじん)松尾(まつお)芭蕉(ばしょう)も「(おく)細道(ほそみち)」の(たび)途中(とちゅう)(おとず)れたことがあるとされています。

そして、松原(まつばら)(こん)くには、「気比(けひ)神宮(じんぐう)」があり、鳥居(とりい)日本(にほん)三大(さんだい)木造(もくぞう)鳥居(とりい)(ひと)つで、とても()どころがあります。ご祭神(さいじん)は伊奢沙別命(いざさわけのみこと)で、気比(けひ)神宮(じんぐう)(かみ)(みず)境内(けいだい)()(みず)(ふる)くから延命(えんめい)長寿(ちょうじゅ)(みず)として()られています。

6・一乗谷(いちじょうだに)()朝倉(あさくら)()遺跡(いせき)

一乗谷(いちじょうだに)()朝倉(あさくら)()遺跡(いせき)は、福井(ふくい)()にある戦国(せんごく)時代(じだい)城下町(じょうかまち)(あと)です。

武家(ぶけ)屋敷(やしき)商人(しょうにん)(いえ)町屋(まちや)などがあり、当時(とうじ)()らしを体験(たいけん)できるのでおすすめです。

周辺(しゅうへん)には「一乗谷(いちじょうだに)朝倉(あさくら)()遺跡(いせき)博物館(はくぶつかん)」もあり、60(ぷん)から3時間(じかん)ぐらいかけて()(まわ)れます。

また、ここはJR福井(ふくい)(えき)から(くるま)(やく)20分、バスで(やく)30(ぷん)()けます。

7・越前(えちぜん)おろしそば

越前(えちぜん)おろしそばは福井(ふくい)(けん)越前(えちぜん)地方(ちほう)中心(ちゅうしん)()べられている料理(りょうり)で、一番(いちばん)特徴(とくちょう)(てき)なのがそばの上にのせる(から)みの(つよ)大根(だいこん)おろしです。そばも福井(ふくい)(けん)(さん)良質(りょうしつ)なそば()使(つか)い、シコシコとした食感(しょっかん)(たの)しめます。つけ(じる)昆布(こんぶ)鰹節(かつおぶし)から()った出汁(だし)に、醤油(しょうゆ)ベースのタレが(くわ)わって、(ふか)みのある(あじ)わいで、(から)大根(だいこん)おろしと相性(あいしょう)抜群(ばつぐん)です。

おすすめのレストランは福井(ふくい)()にある「(いし)うす()()うちそば(どころ)きょうや」です。

住所(じゅうしょ)福井(ふくい)(けん)福井(ふくい)()()田中(だなか)2(ちょう)()936-2

電話(でんわ):0776-25-1662

8・(みず)ようかん

(みず)ようかんは、福井(ふくい)名産(めいさん)(ひと)つとして()られており、(あま)(ひか)えめで、非常(ひじょう)にあっさりとした(あじ)わいが特徴(とくちょう)です。上品(じょうひん)(あま)さと寒天(かんてん)のぷるっとした食感(しょっかん)()べやすく、しつこくなく、とても(かる)(くち)()たりです。

福井(ふくい)(みず)ようかんはお土産(みやげ)として非常(ひじょう)人気(にんき)(たか)く、もし福井(ふくい)()(さい)は、ぜひ(みず)ようかんをお土産(みやげ)として購入(こうにゅう)してみてください。

9・越前(えちぜん)(やき)

越前(えちぜん)(やき)は、福井(ふくい)生産(せいさん)される1500(ねん)以上(いじょう)歴史(れきし)のある伝統(でんとう)(てき)陶器(とうき)で、日本(にほん)(ろっ)()(よう)(ひと)つとして()られています。

越前(えちぜん)(やき)(むかし)仏教(ぶっきょう)用具(ようぐ)茶道具(さどうぐ)などに(つく)られ、(とく)越前(えちぜん)(やき)茶器(ちゃき)非常(ひじょう)(たか)評価(ひょうか)されました。

また、越前(えちぜん)(やき)丈夫(じょうぶ)長持(ながも)ちするため、実用(じつよう)(せい)(たか)く、長年(ながねん)にわたり使用(しよう)できる耐久(たいきゅう)(せい)があります。そして、使用(しよう)するたびに、越前(えちぜん)(やき)(うつわ)(あじ)わいが(ふか)まり、この経年(けいねん)変化(へんか)越前(えちぜん)(やき)(おお)きな魅力(みりょく)とされ、「(そだ)てる陶器(とうき)」として(あい)されています。

越前(えちぜん)(やき)(おく)(もの)やお土産(みやげ)にも最適(さいてき)なので、ぜひお土産(みやげ)として()ってみてはいかがでしょうか。

10・めがねミュージアム

福井(ふくい)日本(にほん)でも有名(ゆうめい)眼鏡(めがね)のフレームの産地(さんち)で、(なが)歴史(れきし)(たか)技術力(ぎじゅつりょく)(ほこ)り、世界(せかい)(てき)にも評価(ひょうか)されています。

(さい)高品質(こうひんしつ)日本製(にほんせい)フレームを日本(にほん)だけでなく、世界(せかい)にも輸出(ゆしゅつ)されており、(とく)にアメリカやヨーロッパなどで(たか)評価(ひょうか)()けています。

機能(きのう)(せい)だけでなく、ファッション(せい)にも(すぐ)れた製品(せいひん)(おお)いです。

また、福井(ふくい)鯖江(さばえ)()には「眼鏡(めがね)ミュージアム」もあり、眼鏡(めがね)(づく)りの歴史(れきし)(まな)べます。

11・越前(えちぜん)大野城(おおのじょう)

福井(ふくい)(けん)大野(おおの)()位置(いち)する「越前(えちぜん)大野城(おおのじょう)」は、戦国(せんごく)時代(じだい)(きず)かれたお(しろ)で、現在(げんざい)では観光地(かんこうち)としても人気(にんき)があります。

越前(えちぜん)大野城(おおのじょう)大野(おおの)()のシンボルで、天守閣(てんしゅかく)観光(かんこう)名所(めいしょ)として()られています。(とく)(しろ)天守(てんしゅ)からの(なが)めはとても()()らしく、周囲(しゅうい)自然(しぜん)景観(けいかん)大野(おおの)()街並(まちな)みを一望(いちぼう)することができます。

また、越前(えちぜん)大野城(おおのじょう)(ちか)くには大野(おおの)温泉(おんせん)恐竜(きょうりゅう)博物館(はくぶつかん)などがあり、大野(おおの)()での観光(かんこう)(たの)しめます。

12・平泉(へいせん)()白山(はくさん)神社(じんじゃ)

平泉(へいせん)()白山(はくさん)神社(じんじゃ)は、神道(しんとう)基盤(きばん)にしており、神仏(しんぶつ)習合(しゅうごう)影響(えいきょう)()けた神社(じんじゃ)です。

これは、日本(にほん)宗教(しゅうきょう)(てき)伝統(でんとう)(なか)で、神道(しんとう)仏教(ぶっきょう)融合(ゆうごう)し、両者(りょうしゃ)共存(きょうぞん)する(かたち)発展(はってん)した特徴(とくちょう)(てき)宗教(しゅうきょう)(てき)現象(げんしょう)です。

ここは、白山(はくさん)信仰(しんこう)拠点(きょてん)であり、白山(はくさん)自体(じたい)霊山(れいざん)として神道(しんとう)仏教(ぶっきょう)両方(りょうほう)神聖視(しんせいし)されてきました。

また、白山(はくさん)信仰(しんこう)神道(しんとう)(かみ)(がみ)である「白山(はくさん)(だい)権現(ごんげん)」を主神(しゅしん)として(まつ)りながら、修験道(しゅげんどう)仏教(ぶっきょう)修行(しゅぎょう)(おこな)われていました。

この神仏(しんぶつ)習合(しゅうごう)のスタイルは明治(めいじ)時代(じだい)の「神仏(しんぶつ)分離(ぶんり)(れい)」が施行(しこう)されるまで(つづ)きましたが、それまでは仏教(ぶっきょう)僧侶(そうりょ)神道(しんとう)儀式(ぎしき)()(おこな)うこともあり、神道(しんとう)仏教(ぶっきょう)一体(いったい)となって存在(そんざい)していました。

13・東尋坊(とうじんぼう)

東尋坊(とうじんぼう)福井(ふくい)坂井(さかい)()位置(いち)する絶壁(ぜっぺき)有名(ゆうめい)観光地(かんこうち)です。

ここの特徴(とくちょう)としては、25メートルの巨大(きょだい)断崖(だんがい)絶壁(ぜっぺき)があり、東尋坊(とうじんぼう)から(なが)める日本(にほん)(かい)景色(けしき)がとにかく絶景(ぜっけい)で、(とく)夕日(ゆうひ)(しず)時間帯(じかんたい)は、幻想(げんそう)(てき)(うつく)しい光景(こうけい)()()たりにすることができます。

また、ここは福井(ふくい)()から(くるま)(やく)40(ぷん)距離(きょり)にありますが、JR福井(ふくい)(えき)からバスでもアクセス可能(かのう)です。

周辺(しゅうへん)には、お土産(みやげ)(てん)やレストラン、東尋坊(とうじんぼう)温泉(おんせん)など(いろ)(いろ)観光(かんこう)(たの)しむことができます。

14・あわら温泉街(おんせんがい)

あわら温泉街(おんせんがい)は、(やく)1300(ねん)歴史(れきし)()福井(ふくい)にある有名(ゆうめい)温泉地(おんせんち)です。

温泉(おんせん)効能(こうのう)皮膚病(ひふびょう)疲労(ひろう)回復(かいふく)、リウマチなどに効果(こうか)があるとされています。

また、この温泉(おんせん)(がい)では、無料(むりょう)利用(りよう)できる足湯(あしゆ)がいくつか設置(せっち)されており、温泉(おんせん)(つか)かりながら、周囲(しゅうい)景色(けしき)(たの)しむことができます。

周辺(しゅうへん)には、無病(むびょう)息災(そくさい)延命(えんめい)長寿(ちょうじゅ)のご利益(りやく)があるとされる「(さん)薬師(やくし)(めぐ)り」や「福井(ふくい)県立(けんりつ)恐竜(きょうりゅう)博物館(はくぶつかん)」、「東尋坊(とうじんぼう)」などがあり、観光(かんこう)しながらリフレッシュも可能(かのう)なので、ぜひ一度(いちど)()ってみてください。

15・夜叉(やしゃ)()(いけ)

夜叉(やしゃ)()(いけ)福井(ふくい)越前(えちぜん)()にあり、標高(ひょうこう)(やく)600メートルの山中(やまなか)位置(いち)し、(みず)()れたことはないという神秘(しんぴ)(てき)なパワースポットです。

伝説(でんせつ)によると、この(いけ)には「夜叉(やしゃ)」という(れい)(てき)存在(そんざい)存在(そんざい)しており、その(ちから)(いけ)水位(すいい)(たも)っていると()われています。

ここは比較(ひかく)(てき)(ちい)さな(みずうみ)で、透明度(とうめいど)(たか)(みず)特徴(とくちょう)です。

(とく)(あき)になると、(まわ)りの紅葉(もみじ)(いけ)(うつ)()される(うつく)しい景観(けいかん)(たの)しめ、ハイキングやアウトドアを(この)(かた)にはすごく人気(にんき)観光(かんこう)スポットです。

以上(いじょう)福井(ふくい)(けん)紹介(しょうかい)でした。

福井(ふくい)(けん)自然(しぜん)歴史(れきし)、グルメが(たの)しめる魅力(みりょく)満載(まんさい)のエリアです。

(とく)恐竜(きょうりゅう)博物館(はくぶつかん)永平寺(えいへいじ)()どころで、ほかには越前(えちぜん)がになどのグルメも一度(いちど)()べてみてはいかがでしょうか。

リピートタイム

1・標本(ひょうほん):標本

2・相性抜群(あいしょうばつぐん):默契十足

3・大本山(だいほんざん):大本營

4・生贄(いけにえ):活祭、祭品

5・あっさり:清淡

EP172【介紹日本的獵奇食物 編】

みなさんは日本(にほん)()(もの)()きですか。

日本(にほん)には寿司(すし)刺身(さしみ)、オムライス、天婦羅(てんぷら)、おでん、たこ()きなどといったグルメがあり、世界(せかい)(じゅう)でも和食(わしょく)ブームが()()こっています。

(いま)ではどこでも日本(にほん)のグルメが()べられて、生活(せいかつ)一部(いちぶ)()しても過言(かごん)ではありません。

しかし、(じつ)日本(にほん)にも「()(しょく)」があり、あまり外国(がいこく)(じん)()られていません。

今日(きょう)日本(にほん)の「()(しょく)」についてご紹介(しょうかい)したいと(おも)います。

1・イナゴの佃煮(つくだに)

イナゴの佃煮(つくだに)は、日本(にほん)伝統(でんとう)(てき)昆虫(こんちゅう)(しょく)(ひと)つで、イナゴを甘辛(あまから)醤油(しょうゆ)ダレで煮詰(につ)めた料理(りょうり)です。この()(もの)(おも)長野(ながの)(けん)群馬(ぐんま)(けん)山形(やまがた)(けん)茨城(いばらき)(けん)()べられており、(こう)タンパクでカルシウムとミネラルが豊富(ほうふ)で、エビに(ちか)風味(ふうみ)甘辛(あまから)醤油(しょうゆ)(あじ)特徴(とくちょう)です。

どうしてイナゴの佃煮(つくだに)()べられるようになったかというと、稲作(いなさく)地域(ちいき)では害虫(がいちゅう)のイナゴを(つか)まえて()べる文化(ぶんか)があったからなんです。

2・ハチノコ

ハチノコとは、(はち)幼虫(ようちゅう)(さなぎ)食材(しょくざい)とする日本(にほん)伝統(でんとう)(てき)昆虫(こんちゅう)(しょく)です。(とく)長野(ながの)(けん)岐阜(ぎふ)(けん)愛知(あいち)(けん)山形(やまがた)(けん)福島(ふくしま)(けん)などの山間部(さんかんぶ)(ふる)くから()べられてきた()(しょく)(ひと)つです。

(あじ)はほんのり甘味(あまみ)があり、ナッツのような風味(ふうみ)でおいしいと評判(ひょうばん)です。

栄養価(えいようか)(たか)く、(おも)佃煮(つくだに)()()げ、()()みご(はん)生食(せいしょく)()べられているそうです。

生食(せいしょく)(かん)しては、ほんのり甘味(あまみ)があり、とろける食感(しょっかん)だとか。

どうしてハチノコを()(はじ)めたかというと、(むかし)山間部(さんかんぶ)では(さかな)(にく)()(はい)りにくかった時代(じだい)昆虫(こんちゅう)(きわ)めて重要(じゅうよう)栄養(えいよう)(げん)だったのです。

()()のインパクトは(つよ)いですが、実際(じっさい)には(こう)ばしくておいしい珍味(ちんみ)だそうです。

3・イルカ

イルカは(おも)静岡(しずおか)(けん)和歌山(わかやま)(けん)()べられており、(ふる)くからイルカ(りょう)(おこな)われていることで有名(ゆうめい)で、伝統(でんとう)(てき)郷土(きょうど)料理(りょうり)としても()られています。

イルカの(にく)赤黒(あかぐろ)(いろ)をしており、クジラ(にく)()(あじ)だと()われていますが、クジラよりも(つよし)(けもの)(しゅう)があるのが特徴(とくちょう)です。

イルカ料理(りょうり)は、イルカの刺身(さしみ)やイルカの味噌(みそ)()、イルカの焼肉(やきにく)(おも)()(かた)ですが、生姜(しょうが)やニンニクを使(つか)ったタレで(くさ)みを(おさ)えるそうです。

イルカ(しょく)(ふる)くからの漁村(ぎょそん)伝統(でんとう)(しょく)で、(とく)冬場(ふゆば)食料(しょくりょう)確保(かくほ)として重宝(ちょうほう)されていました。

しかし、現在(げんざい)では環境(かんきょう)保護(ほご)団体(だんたい)海外(かいがい)メディアから(つよ)批判(ひはん)()けています。

4・海鞘(ほや)(ほや)

海鞘(ほや)は、宮城(みやぎ)(けん)岩手(いわて)(けん)青森(あおもり)(けん)北海道(ほっかいどう)()べられており、()()独特(どくとく)で「(うみ)のパイナップル」とも()ばれるほど、甘味(あまみ)塩味(えんみ)酸味(さんみ)苦味(にがみ)旨味(うまみ)融合(ゆうごう)した複雑(ふくざつ)(あじ)わいが特徴(とくちょう)です。

海鞘(ほや)(あか)くてゴツゴツした(から)()ち、「(うみ)怪物(かいぶつ)」とも()われていますが、生物学(せいぶつがく)(てき)貝類(かいるい)でも魚類(ぎょるい)でもなく、「脊椎(せきつい)動物(どうぶつ)」の一種(いっしゅ)として分類(ぶんるい)されています。

(おも)()べ方としては、刺身(さしみ)炭火焼(すみびや)き、味噌汁(みそしる)干物(ひもの)がメインです。

海鞘(ほや)()べる文化(ぶんか)日本(にほん)だけでなく、韓国(かんこく)中国(ちゅうごく)沿岸(えんがん)()でも()られ、(とく)韓国(かんこく)では「モンゲ」と()ばれ、刺身(さしみ)やチゲに()れて()べられています。

また、海鞘(ほや)()(きら)いがはっきり()かれる食材(しょくざい)で、「世界(せかい)でもっとも(くせ)(つよ)海産物(かいさんぶつ)(ひと)つ」と()われることもあります。苦手(にがて)(ひと)は「(なま)(ぐさ)い」、「金属(きんぞく)のような後味(あとあじ)がする」と(かん)じることもあります。

5・ザザムシ

ザザムシは、長野(ながの)(けん)()べられている昆虫(こんちゅう)(しょく)郷土(きょうど)料理(りょうり)で、(かわ)生息(せいそく)する水生(すいせい)昆虫(こんちゅう)幼虫(ようちゅう)のことを()します。長野(ながの)(けん)(やま)(かこ)まれており、(ふる)くから海産物(かいさんぶつ)入手(にゅうしゅ)(むず)しかったため、昆虫(こんちゅう)をタンパク(げん)として利用(りよう)する食文化(しょくぶんか)根付(ねづ)いています。

ザザムシは清流(せいりゅう)川底(かわぞこ)生息(せいそく)しており、タンパク(しつ)豊富(ほうふ)でミネラルやアミノ(さん)(おお)(ふく)み、(てい)脂肪(しぼう)でヘルシーです。

よく()べられている()(かた)としては、醤油(しょうゆ)砂糖(さとう)、みりんで甘辛(あまから)煮詰(につ)めた佃煮(つくだに)や、()()げ、煮物(にもの)がメインです。

また、ザザムシは昆虫(こんちゅう)(しょく)(なか)でも比較(ひかく)(てき)高価(こうか)で、高級(こうきゅう)珍味(ちんみ)として東京(とうきょう)一部(いちぶ)居酒屋(いざかや)通販(つうはん)でも販売(はんばい)されています。

以上(いじょう)5つ、日本(にほん)()(しょく)についての紹介(しょうかい)でした。

みなさんこの(なか)(ひと)つでも()いたことがありますか。

もし()べたことがあるって(かた)(おし)えてください。

リピートタイム:

1・()(しょく):獵奇食物

2・珍味(ちんみ):珍饈

3・ヘルシー:健康的

4・脊椎(せきつい):脊椎

5・生息(せいそく)する:棲息

EP171【日本貴族如何戀愛 編】

日本(にほん)平安(へいあん)時代(じだい)貴族(きぞく)(かん)恋愛(れんあい)は、現代(げんだい)とは(まった)(こと)なる独特(どくとく)文化(ぶんか)()っていました。

(むかし)日本人(にほんじん)保守(ほしゅ)(てき)(おく)ゆかしいと(おも)っている(ひと)(すく)なくありませんが、(じつ)当時(とうじ)浮気(うわき)不倫(ふりん)()たり(まえ)でした。

では紹介(しょうかい)していきます。

1・手紙(てがみ)和歌(わか)でアプローチ

直接(ちょくせつ)()うのが(むずか)しかったため、恋愛(れんあい)基本(きほん)は「手紙(てがみ)」と「和歌(わか)」のやりとりでした。

男性(だんせい)から興味(きょうみ)のある女性(じょせい)にセンスのいい和歌(わか)()いて(おく)ることで(あい)(つた)えていました。

また、和歌(わか)内容(ないよう)だけでなく、()(かた)筆跡(ひっせき)手紙(てがみ)(しつ)(かお)りまでもが(さい)重要視(じゅうようし)され、()()った女性(じょせい)もどのように返事(へんじ)()くか(あたま)(なや)まされていたそうです。

2・()()

貴族(きぞく)女性(じょせい)(そと)()(ある)くことが(ゆる)されなかったため、男性(だんせい)の「垣間見(かいまみ)」と()ばれるのぞき()をして、女性(じょせい)姿(すがた)をチラッと()(こい)()ちることが(おお)かったそうです。

垣間見(かいまみ)」がないと(こい)(はじ)まらないため、年頃(としごろ)(むすめ)がいる屋敷(やしき)では、お(とう)さんがわざわざのぞき()(よう)(あな)(つく)ることもありました。

男性(だんせい)が「垣間見(かいまみ)」するときは、女性(じょせい)正面(しょうめん)(かお)(まった)()えず、女性(じょせい)(うし)姿(すがた)(かみ)()着物(きもの)だけで判断(はんだん)していました。その(なか)でもツヤのある(くろ)(かみ)女性(じょせい)だとすごくモテていました。

3・恋愛(れんあい)テクニック

現代(げんだい)では「()きな人からのラインにはすぐ返信(へんしん)しない」といった恋愛(れんあい)テクニックがありますが、日本(にほん)平安(へいあん)時代(じだい)のときも(おな)じように「手紙(てがみ)返事(へんじ)にはすぐ(かえ)さない」というのが一般(いっぱん)(てき)でした。また、「すぐに関係(かんけい)()つのは(ひん)がない」とされ、じっくり手紙(てがみ)のやりとりを(かさ)ねるのが理想(りそう)でした。

4・夜這(よば)文化(ぶんか)(かよ)(こん)

手紙(てがみ)でお(たが)いに好意(こうい)があるとわかったら、(つぎ)(おとこ)(おんな)(いえ)()って「夜這(よば)い」をします。

この時点(じてん)でお(たが)(はじ)めて(かお)()ることになります。

また、当時(とうじ)はキスは「(くち)()い」と()われ、変態(へんたい)認定(にんてい)されるのです。

そして、(からだ)相性(あいしょう)(わる)いと結婚(けっこん)生活(せいかつ)(つづ)かないと(かんが)えられていたので、(からだ)相性(あいしょう)男女間(だんじょかん)(さい)優先(ゆうせん)でした。

(おとこ)夜這(よば)いが3()(かん)(つづ)くと、結婚(けっこん)成立(せいりつ)し、二人(ふたり)で「()()()(もち)」を一緒(いっしょ)()べると、()れて夫婦(ふうふ)となるのです。

しかし、(おとこ)結婚後(けっこんご)半年(はんとし)(おんな)(いえ)(かえ)ってこなければ、離婚(りこん)成立(せいりつ)します。

5・女性(じょせい)努力(どりょく)

当時(とうじ)はめったにお風呂(ふろ)(はい)らなかったため、体臭(たいしゅう)(かく)すためにお(こう)をたいたり、日本(にほん)最古(さいこ)医学書(いがくしょ)である「()(しん)(ぽう)」を()んで(よる)のテクニックを(まな)んで(おとこ)()きられないようにしていたそうです。

また、平安(へいあん)時代(じだい)一夫(いっぷ)多妻(たさい)(せい)で、その(うえ)夫婦(ふうふ)同居(どうきょ)せず、(おっと)(つま)(もと)()(かよ)(こん)一般(いっぱん)(てき)だったため、(おっと)(しゅう)一度(いちど)(おんな)のところ(かえ)ってくるか、(いっ)(げつ)一度(いちど)(かえ)ってくるかは女性(じょせい)手腕(しゅわん)によるところが(おお)きいとされていました。

平安(へいあん)時代(じだい)恋愛(れんあい)は、直接(ちょくせつ)()えないからこそ和歌(わか)手紙(てがみ)(つう)じて情熱(じょうねつ)(てき)なやり()りをしていました。「夜這(よば)い」や「(かよ)(こん)」といった独特(どくとく)結婚(けっこん)文化(ぶんか)で、恋愛(れんあい)我慢(がまん)するものだとされていました。

また、女性(じょせい)(そと)()られませんが、「垣間見(かいまみ)」する男性(だんせい)に「和歌(わか)」、「(かみ)()」、「着物(きもの)(いろ)使(づか)い」などで自身(じしん)魅力(みりょく)をアピールしていました。

以上(いじょう)平安(へいあん)時代(じだい)恋愛(れんあい)事情(じじょう)でした。

リピートタイム

1・一夫(いっぷ)多妻(たさい):一夫多妻

2・筆跡(ひっせき):筆跡

3・(おく)ゆかしい:含蓄

4・(こい)()ちる:墜入愛河

5・お(こう)をたく:點香

EP170【江戸時代的五大酷刑 編】

今日(きょう)江戸(えど)時代(じだい)拷問(ごうもん)について紹介(しょうかい)します。

江戸(えど)時代(じだい)拷問(ごうもん)は、自白(じはく)強要(きょうよう)()せしめ、拷問(ごうもん)(つみ)(おも)さを判断(はんだん)して刑罰(けいばつ)()わることもありました。

(とく)に「公事(くじ)(ろう)」と()ばれる牢屋(ろうや)では(きび)しい拷問(ごうもん)(おこな)われていました。

江戸(えど)時代(じだい)(おも)拷問(ごうもん)種類(しゅるい)について以下(いか)のようなものがあります。

1・(いし)(だき)

これは江戸(えど)時代(じだい)では一般(いっぱん)(てき)拷問(ごうもん)で、罪人(ざいにん)正座(せいざ)させ、その(ひざ)(うえ)(いし)()んでいく拷問(ごうもん)です。(いし)(おも)さに()えられず、最終(さいしゅう)(てき)(ひざ)がつぶれることもあり、非常(ひじょう)(いた)拷問(ごうもん)でした。

そして、この拷問(ごうもん)自白(じはく)()るために(おこな)われるのですが、()えなければ(つみ)(みと)めたと()なされていました。

また、()えられる(おも)さですが、普通(ふつう)(ひと)は2から3()(やく)20から30キロが限界(げんかい)で、武士(ぶし)など普段(ふだん)から(きた)えている(もの)は4から5()で50キロ以上(いじょう)まで()えられることもありました。

2・()るし()

これは手足(てあし)(しば)って()るす拷問(ごうもん)です。

まず、罪人(ざいにん)()(うし)ろに(まわ)して(しば)り、そのまま天井(てんじょう)から()るします。

その()、その状態(じょうたい)(みず)をかけて、(ぼう)でたたくなど苦痛(くつう)(あた)えていました。

罪人(ざいにん)はこの拷問(ごうもん)(かた)関節(かんせつ)(はず)れたりすることもあり、非常(ひじょう)苦痛(くつう)(ともな)ったと()われています。

この拷問(ごうもん)では30(ぷん)から1時間(じかん)限界(げんかい)だと()われ、(かた)(はず)れると意識(いしき)(うしな)うこともあるそうです。

3・(みず)()

これは罪人(ざいにん)(くち)(ぬの)()()んで、その(うえ)から多量(たりょう)(みず)(なが)()拷問(ごうもん)です。

これは(おぼ)れるような(くる)しみを(あた)えることで、罪人(ざいにん)自白(じはく)強要(きょうよう)していました。

失神(しっしん)するまで(つづ)けられることもあったそうです。

この拷問(ごうもん)数分(すうふん)意識(いしき)(うす)れ、何度(なんど)()(かえ)(おこな)われます。

4・()きごて()

これは(ねっ)した(てつ)罪人(ざいにん)(からだ)()()ける拷問(ごうもん)です。

()きごて((てつ)(ぼう))を()(ねっ)し、皮膚(ひふ)()()けます。

罪人(ざいにん)が「無実(むじつ)」だと()()場合(ばあい)は、さらに(つよ)拷問(ごうもん)(くわ)えられるそうで、(とく)裏切者(うらぎりもの)やスパイとされた(もの)への拷問(ごうもん)として使(つか)われていました。

5・(てっ)()

これは罪人(ざいにん)(くび)(おも)(てつ)(かせ)をつける拷問(ごうもん)です。

(くび)鉄製(てつせい)()(かせ))をはめ、囚人(しゅうじん)拘束(こうそく)長時間(ちょうじかん)(うご)けないようにし、(くる)しみを(あた)えていました。これは(からだ)負担(ふたん)をかけるだけでなく、飲食(いんしょく)睡眠(すいみん)制限(せいげん)されることで、精神(せいしん)(てき)にも(くる)しむことになるそうです。

(とく)脱獄(だつごく)(おそ)れがある(もの)には、特別(とくべつ)(おも)(かせ)(もち)いられました。

以上(いじょう)、5つ、江戸(えど)時代(じだい)でよく使(つか)われる拷問(ごうもん)でした。

江戸(えど)時代(じだい)拷問(ごうもん)は、罪人(ざいにん)自白(じはく)()()すために(おこな)われており、非常(ひじょう)残酷(ざんこく)であり、現代(げんだい)では(かんが)えられないものでした。

また、拷問(ごうもん)対象(たいしょう)となるのは、殺人(さつじん)強盗(ごうとう)放火(ほうか)などの「重罪(じゅうざい)(おか)した(もの)」、幕府(ばくふ)反抗(はんこう)した「政治犯(せいじはん)」、「スパイや裏切者(うらぎりもの)」、幕府(ばくふ)(きん)じたキリスト(きょう)信仰(しんこう)した「キリシタン」でした。

リピートタイム

1・脱獄(だつごく):逃獄

2・拷問(ごうもん):酷刑

3・放火(ほうか):放火

4・強盗(ごうとう):強盜

5・殺人(さつじん):殺人

EP168【江戶時代的刺青刑罰 編】

日本(にほん)江戸(えど)時代(じだい)には、罪人(ざいにん)(たい)する処罰(しょばつ)(ひと)つとして「()(ずみ)(けい)」がありました。

それは、罪人(ざいにん)(からだ)()(だっ)ったところに文字(もじ)模様(もよう)(きざ)み、犯罪歴(はんざいれき)(しめ)すとともに、社会(しゃかい)(てき)制裁(せいさい)(あた)えました。

()(ずみ)(けい)には、罪人(ざいにん)識別(しきべつ)再犯(さいはん)防止(ぼうし)目的(もくてき)実施(じっし)されました。

そして、()(ずみ)(けい)()けた(もの)社会(しゃかい)(てき)差別(さべつ)され、ほとんどの仕事(しごと)()くことができませんでした。

江戸(えど)時代(じだい)では、地域(ちいき)ごとに(こと)なる()(ずみ)のデザインがあり、「どこで」「(なん)(わる)さをしたか」を一目(ひとめ)でわかるように()(ずみ)(けい)(ほどこ)されていました。

たとえば、「江戸(えど)」では、(ひたい)に「(あく)」と()(ずみ)()れられると、それは「窃盗(せっとう)などの犯罪者(はんざいしゃ)」という意味(いみ)で、「長崎(ながさき)」では、(ひたい)に「(いぬ)」を()れられると、「(いぬ)以下(いか)存在(そんざい)」として(さげす)まれ、「仙台(せんだい)」では(うで)に「×」を()れられると「窃盗罪(せっとうざい)」、「会津(あいづ)」では(うで)に「(にゅう)」を入れられると「窃盗(せっとう)詐欺(さぎ)」、「岩手(いわて)」では(ひたい)に「()(にん)」を()れられると「重罪(じゅうざい)」、「岡山(おかやま)」では(ひたい)に「(だい)」を()れられると「重大(じゅうだい)犯罪(はんざい)(もの)」、「新潟(にいがた)」では(うで)に「(いち)」、「()」、「(さん)」が()られ、窃盗(せっとう)回数(かいすう)(おう)じて数字(すうじ)()える仕組(しく)みになっています。

一度(いちど)()(ずみ)(けい)()けると、一生(いっしょう)()えないため、再犯(さいはん)有無(うむ)(かか)わらず社会(しゃかい)(てき)差別(さべつ)()(つづ)けました。

また、()(ずみ)(けい)執行(しっこう)方法(ほうほう)ですが、()部位(ぶい)(ひたい)(うで)()(こう)など()()部位(ぶい)()られることが(おお)く、(とく)(ひたい)()(ずみ)(かく)しづらいので、より(おも)重罰(じゅうばつ)とされていました。

小刀(こがたな)(はり)使(つか)って皮膚(ひふ)()り、そこに(すみ)()れたので、(きず)()えても()(ずみ)()えないようにしていたそうです。

そして、使用(しよう)された(すみ)には鉄分(てつぶん)(おお)(ふく)まれており、傷口(きずぐち)化膿(かのう)したり、感染症(かんせんしょう)死亡(しぼう)する(もの)もいたと()われています。

江戸(えど)時代(じだい)後期(こうき)になると、()(ずみ)(けい)()けた(もの)が「()()り」の()(ずみ)を入れ、装飾(そうしょく)として()(ずみ)活用(かつよう)する文化(ぶんか)()まれました。

これが「()(もの)()()り)」として発展(はってん)し、(のち)のヤクザ文化(ぶんか)へと(つな)がる所以(ゆえん)です。

一方(いっぽう)で、犯罪者(はんざいしゃ)以外(いがい)にも火消(ひけ)しや職人(しょくにん)(あいだ)でも()(ずみ)流行(りゅうこう)し、江戸(えど)のファッション文化(ぶんか)一部(いちぶ)になったと()われています。

明治(めいじ)時代(じだい)になると、()(ずみ)(けい)正式(せいしき)廃止(はいし)され、「刑罰(けいばつ)として()(ずみ)」から「装飾(そうしょく)としての()(ずみ)文化(ぶんか)」へと、日本(にほん)()(ずみ)意味(いみ)時代(じだい)とともに変化(へんか)していったと()えるでしょう。